ゼアキサンチンの必要性

緑黄色野菜などの色素成分でありカロテノイドの一種である「ルテイン」については眼の健康維持に役立つという事でサプリメントなどの健康食品で見かける事が多くなったかもしれませんが、ルテインは単体で摂取するよりも、この物質が体内の代謝によって構造が変換された構造異性体であるゼアキサンチンと一緒に摂取する必要性があると考えられています。

その必要性についてですが、ルテインはもともと眼の水晶体や黄斑部に存在していて紫外線による光のダメージなどから眼を保護する役割を持っているのですが、実はルテインは単体ではなくゼアキサンチンとセットで存在している事が確認されており、水晶体・黄斑部のみならず角膜などにもセットで存在していると言われているため併せて摂取した方が効果的だと考えられているのです。

特にこれらのカロテノイドについてはトマトに多く含まれているリコピンと共に、血中で最も効果がある抗酸化物質である事が実験調査により報告されています。

そのため、強力な抗酸化作用を持つルテインとゼアキサンチンを一緒に摂取する事で、黄斑部を傷つける原因となる活性酸素を除去する働きがありますし、パソコンやテレビなどから発せられるブルーライトの黄斑部の傷害予防の働きもあるため、白内障の予防のリスクを減少、加齢黄斑変性症の改善・予防に効果があるという事が臨床試験により確認された事が報告されています。

ルテインが黄斑変性症に効果がある仕組みについてですが、黄斑変性症は黄斑部で新生血管が作られる事が出血などを引き起こし原因になると考えられていますが、ルテインとゼアキサンチンはその新生血管を委縮する働きがあるため予防・改善効果があると言われているのです。
さらに、ルテイン単体では緑内障に対しても効果がある事も臨床試験により報告されています。

また、ゼアキサンチンについてはルテインとセットで摂取する事で白内障や加齢黄斑変性症のリスク低減に役立つだけではなく、眼にとって有害な紫外線などの光やブルーライトを吸収する働きもあるため、眼の健康維持に大きく役立ち高い必要性があると考えられています。

ただ、ルテイン・ゼアキサンチンの1日の必要量である10mgから20mg・6mgを食べ物から摂取するとなるとほうれん草やパプリカなどの食品を大量に摂取する必要があり、普段の食事でそこまで大量に食べる事がない食品を継続して食べないといけなくなるので、2つの栄養素を継続してバランスよく摂取するのは難しいと言えます。

そこで、サプリで2つの栄養素を摂取するのが効率的で望ましいのですが、食品から吸収されるルテインのほとんどは人間の体内に存在するフリー体のルテインなので、その点に気を付けてサプリを選ぶ事が効果をしっかり得るためにも大切です。

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